残念簿記

簿記の資格があれば大学の単位を無条件に数単位確保できるということで勢いで試験の申し込みをしたわけだが、全く勉強してない。
まあとにかく簿記(3級)の試験を受けに行くことに。
朝、おびただしい雨と寒気に纏われながらバスに乗る。すると会場と逆方向にバスが向かおうとしたのでヤバい間違えたバスに乗ったと思って、次のバス停で降りよう、と思ったら急に運賃が210円から270円に高騰してて狼狽しながら降りた。
降りてから20分くらい寒い中歩いて到着。
会場には300人くらい。私はただ試験会場の雰囲気を味わうために来たようなもんだ情けないったらありゃしない。そういえば大学でいつも独りで前の席に座ってる矢部(過去日記参照)も来てた。
周りは直前勉強してたけど私は気づいたら若い女子を視姦していた。資源節約をモットーとしている私は薄化粧とワンピースの娘にとても惹かれます。なんなんだろうな私という人間は。。
試験開始。
本当に意味不明な問題だ。
1時間半くらいボーっとしながら将来のこと、人生のこと、R-1のことを考えていたら、急に隣の席に係員が集った。どうやら不正のようである。
「ちょっと来なさい」と係員が隣席者に声を掛ける。連れ出されていった。何をしたのかはよくわからないが、参考書か何かを読んでいたのかもしれない。
カイジのこの場面が浮かんできた。

静粛に……!
この男は今 トイレで
余分なカードを便器に捨て 流した
最初に言ったはずだ
そういう行為は一切認めていないと・・・・・・!
繰り返す! カードの破棄は
無条件で別室行きだっ・・・・!

時間が終わると解答用紙が回収される。白紙同然の私。何なんだろうな。
バスに乗らずにロック系の音楽を聴きながら歩いて帰った。風が強かった。私は勉強ができない。