天邪鬼

クリスマスが終わった今だから書くが、クリスマス中に一切合切クリスマスの「ク」の字も言葉として発せず、日記にも書かず、怖じ気付かないようにしたことが自分の小さな抵抗だった(何の抵抗なんだか)。
ネットのどこかで「クリスマス中止」運動なる薄ら寒い活動があったそうだが、まるでなってない!クリスマスを反対するとしても、意識している時点でもうそれはクリスマスを認めているようなものだ。反対するってのは相手にしないのが一番。堂々とスルーすりゃいいんだ。
町のスーパーに行くだけでも、サンタ帽を被ってる店員がいたが、「(あれはコカコーラの社員だ)」と思い込みクリスマスを連想しないようにした。他に山下達郎は浮浪者だと思い込むようにし、常に単なる平日だと思い込むように努めていた。考えてもみりゃケーキも鶏肉だってクリスマスじゃなくても食べていいものだし、挿・被挿者は年中どこにでもいて性交してるし、年中、派手な装飾は美輪明宏がやってる。別にクリスマスは特別でもなんでもない。平日にうぶ毛が生えたようなものだ。
しかし、今年もまだまだ遮断しきれなかった。