日誌 

 暑い。猛暑日に届きそうな気温だった。亜熱帯性気候で疲れる。しかし今日の仕事は久々に充実した。不思議なもので仕事に充実するとくだらないことが頭に浮かばなくなる。仕事に毎日熱中する人間になれば、もうそれだけで立派な人間になるわけだ。
 パンダの赤ん坊が死んだそうだ。あれだけ騒いでパン屋でパンダのパンを作ったりするなど、あらゆるパンダグッズを作って商売する企業が多い、パンダ特需だったというのに喜びも束の間、これから虚しくフェードアウトするのだろう。
 今は本を読んでいない。生きている作家では町田康が一番好きだが、最近は読んでない。死んだ作家も含めるとやはり太宰治だが、あまり読む気がしない。もうすぐ芥川賞直木賞が発表されるが、興味はない。無関心病だな。